独立行政法人 地域医療機能推進機構

パンフレット

令和6年度業務実績評価(独立行政法人評価)の結果のご報告

JCHOは令和6年度業務実績評価(独立行政法人評価)において評価を受けました
~6年連続のA評価~

 JCHOは創設以来「安心して暮らせる地域づくり」の理念のもと、常に質の高い医療と健全な経営を目指して運営してきており、このたびの令和6年度の業務実績の評価においても、厚生労働大臣からの総合評定で「A」(全体として中期計画における所期の目標を上回る成果が得られていると認められる)の評価を受けました。令和元年度評価から6年連続のA評価となります。

 「法人全体の評価」として、以下の点が高く評価されました。

  1. 地域住民に対する研修会等について、目標を大幅に上回る回数実施するなど地域住民の健康の維持増進に貢献した。
  2. 「教育のJCHO」を確立するため、研修受講病院数等の指標について、目標を大幅に上回り、職員及び地域の医療・介護従事者に対する教育を精力的に行った。加えて、全国的に病院薬剤師の確保が喫緊の課題となる中、薬剤師の確保・定着を目指し、新たな研修制度等の運用準備を行い、積極的に取り組んだ。
  3. 介護老人保健施設等を病院に併設している法人の特色を最大限に生かし、医療ニーズの高い者を積極的に受け入れるとともに、在宅復帰が難しい高齢者が増加している中で、全国平均を大幅に上回る在宅復帰率を達成した。

 また、物価上昇等で費用が増加する状況下で、救急患者の受入強化等の増収の取組や共同調達の実施等の費用抑制の取組の実施により、医業収支が増加しており、全体として健全な組織運営の努力が行われているとの評価もいただきました。

 これらの結果については、全国57病院、約27,000人の職員全員の熱意と努力の賜物だと考えております。今後とも、全職員が力を合わせて、地域の住民、行政、関係機関と連携し、最適な地域医療の提供を進め、安心して暮らせる地域づくりにさらなる貢献を果たしてまいります。

(参考1)令和6年度業務実績評価書
(https://www.mhlw.go.jp/wp/seisaku/dokuritu/dl/seisaku-hyouka-11-15.pdf)

(参考2)独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第13回)資料
・令和6年度業務実績評価説明資料
(https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/001520937.pdf

令和7年10月3日
独立行政法人地域医療機能推進機構
理事長  山本 修一