相模野病院

搬送の受け入れは地域の中で ~中核病院として一翼を担う~

新生児特定集中治療室の様子当院は神奈川県周産期救急医療システムの中核病院として、県央北相地区の周産期医療の提供に毎日努力しています。北里大学病院をを基幹病院として、地域の産科施設から早産になる可能性の高い母体の搬送を受け入れています。
また、相模原地区で発生した母体搬送の症例はできるだけ市内で受け入れるという方針の下、大学病院と協力して診療を進めています。搬送疾患は切迫早産を始めとして、妊娠高血圧症、前期破水など多岐に及んでいます。

平成27年は49例の搬送依頼があり、そのうち27例を受け入れました。取り扱い分娩数は800件、うち帝王切開が246例で、全体の30%を占めます。これは搬送により緊急性の高い症例が多いためです。
継続保育治療室の様子また母体搬送の症例だけでなく、NICUで新生児搬送も受け入れており、平成27年には72例の新生児を受け入れています。1年間に管理した新生児は264例で、1500g未満の児が14例ありました。
産科とNICUスタッフの情報共有を大切にして、毎週周産期カンファレンスを行っています。緊急帝切が多いことから、手術室とも緊密に連絡を取りながら、診療に当たっています。また、当院は日本周産期新生児医学会認定の研修施設で、現在産科専門医を目指す先生が研修を行っています。

現在素晴らしいスタッフに恵まれて、少しでも早産で生まれたお子さんの予後を改善すべく全員で頑張っています。

相模野病院 周産期母子医療センター長 吉原 一


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