北海道病院

hokkaido 当院心臓血管センターが地域医療機能推進の観点でこれまで行って来た活動を紹介させていただきます。

心臓血管センターでは、開設以来、内科、外科領域の包括的な循環器最先端医療提供を目指し、スタッフの充実、システムの洗練のために、症例数増加、地域医療連携、病院経営戦略の観点から、近隣5km圏内の医療機関と提携して外来循環器専門診療の提供を行ってきました。

一方、今回ご紹介する倶知安厚生病院と市立稚内病院は、それぞれ、後志、宗谷地方の医療提供のセンターの役割を持ち、異なる大学医局より、複数の循環器専門医の派遣のもとで、心臓外科的介入を除いた循環器診療提供のある程度の自己完結はなされてきました。しかしながら、両院とも新医師研修制度の導入に伴う医局人員不足という理由で派遣が中止となり、困惑された両院の管理者は、同様の事情で閉鎖していた江別市立病院の循環器再聞を当科がお手伝いしていたことから、当科に対して援助依頼をされました。

当時の当院の管理者と綿密な協議の上、緊急避難的に、それぞれ平成21年6月、平成23年4月より毎週、週の前半と後半の外来を宿泊出張でお手伝いをしています。現在は、両院に設置した64列MSCTデータ転送を武器として、多数の循環器緊急患者の搬送と治療に役立てています。

医師確保困難地域への医師派遣については、JCHOの最重要ミッションの一つであり、その実現のためにどのような協力ができるか検討したいと思います。

心臓血管センター 五十嵐 慶一


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